『音楽』アヌシー映画祭で“最優秀オリジナル音楽賞”受賞、北米公開へ
長編コントルシャン部門に出品されていた本作が、全ての長編作品を対象とする「最優秀オリジナル音楽賞」を受賞。日本映画では唯一の受賞となった。
これを受けて、岩井澤監督は「音楽賞は僕のざっくりしたイメージを形にしてくださった伴瀬さん、澤部さん、グランンドファンクの剣持さんを始め、映画に楽曲を提供していただいた皆さんのお力によるものだと思います。そして”音楽”が国境を越えてさらに世界に届くことを願っています!」とコメント。
音楽を担当した伴瀬朝彦、剣持学人、澤部渡(スカート)も「今までの音楽活動の中で、いかなる賞もいただいたことがないので、正直どのような反応をしてよいか分かりません。ただ少なくともフランスの音楽出版社協会の方たちの評価を得たこと、うれしく思います」(伴瀬さん)、「このような音楽賞を頂けることは私の夢でもありましたので、大変喜ばしい限りではございますが、この作品は岩井澤監督の7年間の情熱が隙間なく詰め込まれており、監督の挑戦と多大なる熱量がなければなし得なかった賞だと思っております」(剣持さん)、「賞を戴くなんて高校生の頃、合唱コンクールで指揮者賞をとったとき以来です。あの頃は大した感慨もなかったように思えますが、今回ばかりはそうではないようです。