伊藤英明主演「しんがり」「石つぶて」に次ぐノンフィクション著書がドラマ化「トッカイ」
「石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」に次ぐ、ノンフィクション作家・清武英利の著書の映像化第3弾。
バブル経済崩壊後の1996年、経営破綻した住宅金融専門会社(住専)の不良債権取り立てを目的とした国策会社「住宅金融債 権管理機構(のちの整理回収機構)」が設立。中でも悪質債務者への取り立てを任務とする不良債権特別回収部(通称・トッカイ)の苦闘を描くノンフィクション作品を今回ドラマ化する。
主演は伊藤英明「意義のある作品を作り上げられることに感謝」
本作の主演を務めるのは、2014年放送の「罪人の嘘」以来のWOWOW作品への出演となる伊藤さん。出向先となった“トッカイ”で、熱い理想と怒りを持って回収の指揮を執る銀行員を演じる。監督は、『空母いぶき』『Fukushima 50』の若松節朗。脚本は「しんがり」「石つぶて」の戸田山雅司が手掛ける。
「憧れの若松節朗監督とご一緒させていただけることがとにかく嬉しく、飛びついてお引き受けした」とふり返る伊藤さんだが、本格社会派大作となる本作について「骨太で難易度の高いこのテーマをさてどうしたものか、と頭を悩ませていました」と語る。