【インタビュー】竜星涼&犬飼貴丈が語る仕事論“やりたいかやりたくないか”を「逃してしまうのはもったいない」
、今村耕平を演じたのが犬飼貴丈だ。ただし、「入学した途端、事態に巻き込まれていくのは伊織も耕平も同じなんですけど…」と、犬飼さんは少々申し訳なさそう。
「耕平は耕平で、ちょっと変わっていて。伊織が普通に喋ってる横で、変なことをしていたりもするんです。なので、そこで自由に遊ばせてもらったというか。竜星さん、僕がどんなお芝居をしても受け止めてくださるので」。
となると、“巻き込まれ型主人公”の立場は伊織=竜星さんが一手に引き受けていた?
「でも、犬飼くんも、サークルメンバー役の皆さんも、熱量高く仕掛けてきてくださったので。僕はリアクションを取るだけ。
自然に反応したら僕もテンション高く、ああなりました(笑)。『もっとオーバーに反応して』なんて監督からの指示は一切なかったです」。
キャンパスライフを疑似体験
「お手本にはしてほしくないですけど」
「変なこと」「リアクション」「テンション高く」…。青春ダイビング映画と思えないワードが続くが、伊織&耕平の“受難”はサークルに入会させられ、ほぼ裸のキャンパスライフを送ることに留まらず。サークルメンバーの古手川千紗(与田祐希)ら、個性も腕力も強めな女性キャラクターたちが2人を取り巻く。