くらし情報『フランスのカリスマ俳優ヴァンサン・カッセルの起用秘話が明らかに『スペシャルズ!』』

2020年8月22日 14:30

フランスのカリスマ俳優ヴァンサン・カッセルの起用秘話が明らかに『スペシャルズ!』

「1995年に『憎しみ』(95/マチュー・カソヴィッツ監督)を観たんです。そしてその1年後ぐらいに、オリヴィエ・シャツキー監督の『L’eleve』(96/日本未公開)という作品を観て、ぶっとびました」と監督。

「どちらもヴァンサンが主演ですが、現代のパリ郊外の鬱屈した若者のヴィンス(『憎しみ』)が、一年後には19世紀末のコスチューム劇で貴族の男の子の家庭教師になっていました(笑)。まさかこれが同じ役者!?と衝撃的だったんです。だからそのとき『いったいこの役者は誰だ!?』と思ったのを今でもよく覚えています。映画ごとにこんなに異なる役ができるなんて、とね。それ以来、僕らはいつか彼と一緒に仕事をしたいと思っていて、今回ついにこれだ!と思ったんです。だから、彼のカリスマ性は全く邪魔にならなかったし、むしろ彼にカリスマ性があったからこそ25年間も僕らの記憶に刻み込まれ、この役をオファーすることになったのです」と明かす。
そんな25年越しの熱いラブコールを受けたカッセルだが、実は監督たちと会うときにはすでに引き受けると心を決めていたそう。カッセルは「脚本もできていなかったのですが、このふたりが監督で、このテーマで、共演がレダ・カテブと聞いて、とくに考えることもありませんでした」

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