くらし情報『行定勲監督がコロナ禍と下北沢を語る…下北沢映画祭、今年はオンライン開催』

行定勲監督がコロナ禍と下北沢を語る…下北沢映画祭、今年はオンライン開催

さらに、観客動員数1万人突破、スマッシュヒット中の「ヨーロッパ企画」初の長編映画『ドロステのはてで僕ら』初のコメンタリー上映も開催。昨年10月の第11回下北沢映画祭で製作発表を行った本作は、今年2月に「ヨーロッパ企画」の本拠地・京都で撮影、6月に下北沢トリウッドと京都シネマの2館から上映をスタートした後、じわじわと全国に口コミが広がっている。

なお、本映画祭のポスタービジュアルのイラストは「ヨーロッパ企画」の角田貴志によるもの。

オンライン開催決定にあたり下北沢映画祭実行委員会は、「私たちはこれまで『映画を観る』『映画を届ける』ための“場所”を作り出すことにこだわりたいと考えてきました。そんな私たちにとって、オンラインでの開催は苦渋の決断でした。ただ、先の見えない状況の中で、映画文化の灯を消さないため、そして下北沢の街に再びにぎわいを取り戻すため、私たちが、いまできることは何かを考えた結果、『中止』という選択肢だけはありませんでした」と説明。

第12回となる今年のテーマは「映画は、いつもの街で待っている」。「世の中が大きく変化しているなか、新たな常識に翻弄されている『いま』のことを考えました。

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