真っ白な伝統衣装は「黒いヴェールに対する抵抗」『パピチャ』
寮の外の社会では黒や暗い色を強要されているけど、ショーで使われるのは白。神聖で輝いています。布を使って対比させているのです。若さと命の欲動を見せたいと思ったのです」と、その狙いを明かしてくれた。
今回の<ファッションショーの日>は、昭和2年9月21日に東京・銀座の三越呉服店で日本初のファッションショーが開催されたことにちなんで制定された。当時の日本にはまだファッションモデルという概念がなく、水谷八重子(初代)氏ら3人の女優がモデルとなり、一般公募で集まった図案を基に作られた着物をまとったという。
本作でモデルになるのは、ネジュマの想いを受け取り一緒にショーの準備を進める寮の仲間たちだ。解禁となった画像では、仲間たちにショー開催の提案をするために親友ワシラに“ハイク”を着せていくネジュマの真剣な表情や、それをまといネジュマの覚悟を知るワシラ、ショーの華やかな光景や、ネジュマが“ハイク”を囲んで笑いあう家族とのひとコマなど、彼女たちの自由への渇望や情熱、輝きを切り取ったものとなっている。
『パピチャ 未来へのランウェイ』は10月30(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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