『おもかげ』『PLAY』が連続日本公開、フランスの新鋭ジュール・ポリエに注目
そんな対照的なふたりの出会いが、お互いに何をもたらすのか注目したいところ。
ジャンを演じる劇中、少年としての無邪気さやあどけなさが覗くジュールは、2001年生まれの現在19歳。2017年にフランス映画『マルヴィン、あるいは素晴らしい教育』で映画デビューを果たし、映画出演3作目となる本作で初めてメインキャストを務めた。彼は、本作の脚本を初めて読んだ時の感想として「とても心を動かされました。ストーリーと登場人物たちにものすごく魅了されたんです。読み終わって、とても混乱もしましたよ。でもひとつだけ確かだったのが、僕がこの作品を好きだということへの確信でした」とふり返る。
また、ジャンを演じるにあたり最も難しかったこととして「ジャンとエレナの間の関係性を表現することでした。
僕がこれまでの人生の中で体験したことのないものだったので、ジャンならどうするかを想像しなくてはなりませんでした」と語る。ジャンと自分の共通点については「ひとつあげるとすれば、どちらも不用心なところでしょうか。僕たちはどっちも時々考えるより先に行動したがるところがありますから!」と茶目っ気たっぷりに明かす。
そんなジュールが2018年に出演した『PLAY 25年分のラストシーン』も11月6日(金)