観てから読むか、読んでから観るか『ホテルローヤル』『朝が来る』など女性作家の原作映画4選
2020年・第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション「カンヌレーベル」に選出され、2021年4月に開催予定の第93回アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表にも決定した。
『さくら』原作:西加奈子11月13日(金)公開
「サラバ!」で直木賞を受賞した作家・西加奈子が、家族をテーマにつづった同名ベストセラーを、『ストロベリーショートケイクス』『無伴奏』の矢崎仁司監督が映画化。北村匠海、小松菜奈、吉沢亮がきょうだいとなり、ごく普通の家族・長谷川家と一家の愛犬サクラ、5人と1匹を通してかけがえのない人生の記憶を描く。
残酷な運命に翻弄され壊れかけた家族に、彼らをもう1度つなぐ奇跡のような出来事が訪れる。矢崎監督が1つの家族を通してさまざまな感情を描く、心に刻まれる家族の物語。
『ファーストラヴ』原作:島本理生“直木賞受賞作”2021年2月公開
第159回直木賞を受賞した島本理生の同名サスペンス小説が原作。アナウンサー志望の女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な導入と、予測不能な結末が大きな話題を呼んだ1作を『TRICK』シリーズ、『望み』の堤幸彦がメガホンをとり、北川景子主演、中村倫也、芳根京子、窪塚洋介ら共演で映画化。