2020年11月11日 09:00
柄本佑、苦悩する在宅医に『痛くない死に方』2月劇場公開
それなら病院にいさせた方が良かったのか、病院から自宅に連れ戻した自分が殺したことになるのかと、智美は河田を前に自分を責める。在宅医の先輩である長野浩平(奥田瑛二)に相談すると、病院からのカルテでなく本人を見て、肺がんよりも肺気腫を疑い処置すべきだったと指摘される河田。
結局、自分の最終的な診断ミスにより、敏夫は不本意にも苦しみ続け生き絶えるしかなかったのかと、河田は悔恨の念に苛まれる。長野の元で在宅医としての治療現場を見学させてもらい、在宅医としてあるべき姿を模索することにする河田。大病院の専門医と在宅医の決定的な違いは何か、長野から学んでゆく。
2年後、河田は同じく末期の肺がん患者である本多彰(宇崎竜童)を担当することに。以前とは全く違う患者との向き合い方をする河田。ジョークと川柳が好きで、末期がんの患者とは思えないほど明るい本多と、同じくいつも明るい本多の妻・しぐれ(大谷直子)と共に、果たして“痛くない死に方”は実践できるのか…。
『痛くない死に方』は2021年2月、全国にて順次公開予定。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
痛くない死に方 2021年2月20日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開
©「痛くない死に方」製作委員会
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