くらし情報『「いかにアメリカのシステムが抑圧的か」人種差別に踏み込む「ラヴクラフトカントリー」キャストインタビュー』

2020年11月17日 14:00

「いかにアメリカのシステムが抑圧的か」人種差別に踏み込む「ラヴクラフトカントリー」キャストインタビュー

警察も、憲法修正第一項も、問題ばかりです。一日中この話は続けられますが…」と語る。

本作へ出演したことで新たな発見はあったか、という質問に対しては「自分自身に設定していたリミットが幻想だったということが分かりました。自分が成長するのが分かったのはとてもエキサイティングな経験でした」と本作を通して得た手ごたえを熱く伝えた。

さらに、今作のヴィランで白人至上主義の謎の美女クリスティーナを演じたのは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などで知られ、モデルとしても世界的に活躍しているアビー・リーだ。

彼女は、今作のようにSFの中に現実的な社会問題を描くことの意味は何か、という質問に対して「テレビや映画を見る時、人は現実逃避したくて見るんだと思います。現実から離れてエンターテイメントを楽しむために。だから、そのように人々がリラックスして見ている空間でメッセージを伝えるこの作品は、社会的なメッセージも届けつつ、Sci-Fiというジャンルでクリエイティブな面でも楽しませるという意味で、スペシャルだと思います」と語った。


さらに主人公アティカスの旅に同行し、良き理解者であるジョージ伯父さんを演じたのは、大ベテランのコートニー・B・ヴァンス。

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