『トータル・リコール』スタントウーマンが明かす撮影秘話「何度もアーノルドにぶん投げられた」
『トゥルーライズ』『ワイルド・スピード』『マトリックス リローデッド』をはじめとした数々の名アクションシーンの裏側に迫るドキュメンタリー『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』。この度、本編映像と場面写真が公開となった。
今回解禁された本編映像では、本作に出演するポール・バーホーベン監督がSFアクションの金字塔『トータル・リコール』の撮影をふり返る。
『トータル・リコール』の序盤の目玉とも言えるのが、アーノルド・シュワルツェネッガーとシャロン・ストーンによる激しい戦闘シーン。バーホーベン監督はこのシーンについて、「シャロン・ストーンの代役(スタントダブル)は優秀だった」と大絶賛。
そのスタントを務めたのは、80年代から活躍するベテランスタントウーマンのドナ・エヴァンス。ドナは「何度もアーノルドにぶん投げられた」と当時の撮影をふり返っている。
監督が「激しく投げられていると顔が違うのはわからない」と語るように、シュワルツェネッガーとスタントウーマンによる体当たりのアクションが、白熱の名シーンを生み出していたことが分かる。
なお、『トータル・リコール』は日本公開30周年を記念して、現在4Kデジタルリマスター版が公開中。