くらし情報『ハリウッドがパンデミックで迫られる変革、現実味帯びる配信による「ニューノーマル」』

2020年12月30日 16:00

ハリウッドがパンデミックで迫られる変革、現実味帯びる配信による「ニューノーマル」

現在世界最大のスタジオであるディズニーの配給事業から配信事業への大転換は、世界中の劇場に大きなダメージを与えることとなった。

クリストファー・ノーラン監督の強い意向によって、9月に『TENET テネット』の劇場での世界公開にこぎつけたワーナー・ブラザーズだったが、12月3日におこなった発表はハリウッドのこれまでの歴史をひっくり返すような衝撃的なものだった。同社は2020年12月25日に北米公開される『ワンダーウーマン 1984』を皮切りに、2021年に劇場公開するすべての作品を、その公開日から自社のストリーミングサービスであるHBO Maxで追加料金なして配信すると明らかにした。つまり、モンスターバースの最新作『Godzilla vs. Kong(原題)』も、ジェームズ・ガン監督の新作『The Suicide Squad(原題)』も、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の新作『DUNE/デューン 砂の惑星』も、『マトリックス』シリーズ18年ぶりの続編『Matrix 4(原題)』も、北米ではすべて劇場公開日から自宅で追加料金なしで見ることができるわけだ。それぞれ自社のストリーミングサービスを持つディズニーとワーナーの配信事業への注力は、今後の5年、10年を見据えての「映画を取り巻く環境」

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