くらし情報『豪邸を訪問するアートドキュメンタリー『レンブラントは誰の手に』本編映像入手』

2021年1月28日 16:00

豪邸を訪問するアートドキュメンタリー『レンブラントは誰の手に』本編映像入手

レンブラント作品に描かれた読書する老女を「彼女」と呼び、家族の一員のように扱う公爵は、過去に強盗に家財を襲われてから高い位置にある彼女をもっと身近に感じるため、別の場所に移動させようと考えている。

続いて、パリのシャンゼリゼ通り近くにあるエリック・ド・ロスチャイルド男爵の豪邸へ。家の中にある調度品は全て最高級、壁に飾られた絵画も一級品が並ぶ。寝室には、何世代にも渡って所有してきた2枚の肖像画が掛けられ、税金を支払うためこの絵を売りに出すことを決めたロスチャイルド男爵だが、「私はオープイェの方が好きです、レンブラントも同じだと思います」と嬉しそう。

この肖像画こそが、後に2点で日本円にして約200億円(当時)という高値がつき、アムステルダム国立美術館とルーヴル美術館が所有権をかけて争う「マールテンとオープイェ」となっている。ほかにも映画の本編では、レンブラントが描いた貴重な肖像画を代々所有するオランダの貴族の家系シックス家のゴージャスな内装も明かされ、豪勢な邸宅を訪問し、コレクションを鑑賞しているかのような気分が味わえる。

『レンブラントは誰の手に』は2月26日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。

(cinemacafe.net)

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