吉川愛&森川智之ら『ラーヤと龍の王国』吹替声優集結の舞台挨拶実施
またキッズ実業家、ブーン役の斎藤さんは「ブーンは過去に悲しいことがあったけど、それでも元気で優しくておしゃべりで、商売上手。少し僕に似たところもあるキャラクターです」と満面の笑顔で無邪気に語り、王国を救う鍵となる伝説の最後の龍シスー役の高乃さんは「シスーは面白い。そして純粋、正直で、すごいポジティブなんですよね。前向きなのは自分をあまり大きくみせない、頑張っちゃわないので、大らかで自然体で、みんな何もかも信じちゃうというのは何も知らないからっていうこともあるんですけど、シスーは信じちゃいます。そして大抵おなかがすいてます(笑)」と楽しそうに話す。
自分だけしか信じることのできないラーヤと、他人を信じすぎてしまうシスー。高乃さんは「信じるっていうのは、凄い怖いことだと思うし、せっかく手を繋いでも握り返してくれるとは限らないじゃないですか。手を払われるかもしれないし…そう考えると信じることはすごい勇気がいることで、いま信じないほうがいい、とか信じちゃいけないという風潮がある中でラーヤの成長をみると信じることが大きな力に繋がるんだな、としみじみと感じました」と本作のテーマ「人を信じる」ことの大切さについて述べ、吉川さんは「ラーヤが旅を続けていくにつれて、シスーたちに出会って心に染みる様々なセリフを言ってくれるんですけど、それは私の心にも響くセリフで『私も頑張ろう』と思える作品で、『ラーヤ分かるよ、頑張れ!』と思いながら演じていました」