ジェームズ・スペイダー「ブラックリストの世界はパラレルワールド」インタビュー到着
撮影許可の申請も厳しく、許可が下りる場所は限られ、その場所に入れる人数制限も。その中で進められたシーズン8の撮影は「やり遂げるために大きな大きな努力をし、スタッフが見事な仕事をした」とコメント。
またこの様な状況下でも、作品にパンデミックやウィルスに関する描写がないのは「ブラックリストの世界はパラレルワールド。現実世界を描くのではなく、独自の世界があって、そこにキャラクターたちが生きている。物語が現実から離れていることで観てくれるファンの皆さんの現実逃避にもなっている」とその理由を明かしている。
長い間、レディントンを演じてきたジェームズは「好きなところは無作法なところやユーモアのセンス。彼の人生への欲望も好き。一番評価しているのは彼の中にある二面性や難しい性格をもった人物」と言い、「私が好きなところは、彼(レディントン)にとっては不安なことでしょう。
彼はおそらく自分の資質が好きではないのだろうと思います」と代弁。そして「シーズン8では、レディントンとエリザベスとの間に深い深い溝が生じます」と話している。一方、長編シリーズに取り組んできたこの8年で大変なことは「朝が早いこと」と笑顔を見せ、「毎朝すごくすごく早い時間にアラームが鳴る仕事は未だに全く慣れない」