『クルエラ』エマ・ストーン&エマ・トンプンソンら、豪華出演陣から紐解く期待ポイント
「メリー・ポピンズ」の原作者P.L.トラヴァースを演じた『ウォルト・ディズニーの約束』や、『美女と野獣』などのディズニー作品にも出演し、『美女と野獣』ではポット夫人として圧倒的な歌唱力を披露している。
父親が俳優・監督、母親が女優を務める芸能一家に生まれた彼女は、『彼がステキな理由』で映画デビューし、名匠ジェームズ・アイボリー監督の『ハワーズ・エンド』(93)でアカデミー主演女優賞を受賞。
その後も『ラブ・アクチュアリー』ほか、『ハリー・ポッター』シリーズ、『メイン・イン・ブラック』シリーズなどの大作にも出演を重ね、長い俳優業の中で5度のアカデミー賞ノミネート経験を持つ。
さらに映画出演のみならず、『いつか晴れた日に』ではアカデミー賞脚色賞を受賞。人権・環境問題へも積極的に取り組み、「ピーター・ラビット」シリーズの新作を執筆するなど、イギリスを代表する女優・脚本家として、多岐に渡ってそのキャリアを築いてきた。
そんな彼女が演じるバロネスは、予告編でもその存在感は抜群。豪華な服装を身に着けて立っているだけでも圧倒的なオーラを放ち、パーティ会場へ乱入したクルエラを睨みつけるただならぬ表情や、邪魔者を始末しようとする恐ろしい一面など、まだキャラクターの全貌は明かされていないものの、クルエラにも対抗できるほどのオーラを放っている。