広瀬すず、即興ラップも披露する個性派キャラに熱視線「ネメシス」
今作は、『SRサイタマノラッパー』や『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』で知られる入江悠が総監督、『きいろいゾウ』『夏美のホタル』の片岡翔が脚本を担当。「屍人荘の殺人」の今村昌弘、「今からあなたを脅迫します」の藤石波矢など気鋭の推理小説作家たちも協力し、新人俳優から名優、総勢75名以上が出演するという豪華なキャスティングも注目を集め、『22年目の告白』や『キングダム』『ちはやふる』シリーズなどを手掛けた映画プロデューサーが参加している意欲作。
広瀬さん自身が「1話ずつ色味が全然違う」と語るように、基本的に1話完結型。だが、それぞれの事件に20年前のアンナの父親失踪事件が絡み合い、回を重ねるごとにその謎へと迫っていくことになるという。毎回巻き起こる様々な事件に、アンナはインドで培った(!?)感性と古武術・カラリパヤットを駆使し、櫻井さん演じるちょっぴり残念なところのある探偵・風間や、ハードボイルドというよりファンキーな江口洋介演じる「ネメシス」社長・栗田たちと共に、独自の直観や洞察力で事件を解決していく。名探偵たるもの、ときに事件の時系列や判明している事実などを頭の中で整理するため、“ゾーン”に入り込むことがある。