くらし情報『広瀬すず、即興ラップも披露する個性派キャラに熱視線「ネメシス」』

広瀬すず、即興ラップも披露する個性派キャラに熱視線「ネメシス」

有名な某・理系探偵の場合は数式を書き連ねているうちにひらめくが、アンナの場合は(助手でありながらも)カラリパヤットが鍵となるようだ。

天才的なアンナの言動に引っ張られるようなテンポ感に、大島優子や上田竜也、橋本環奈ら次々と加わる豪華キャスト、これまでの探偵ものに比べると、ややサラッと流される謎解きも含めて、何度も反芻したくなる放送後の配信も意識したような作りになっている。

楽しめる仕掛けと脇役キャラクターの妙

2013年のドラマ「幽かな彼女」で俳優デビューした広瀬さんは、2018年、『海街diary』の是枝裕和監督に再び起用された『三度目の殺人』で第41回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。翌年には通算100作目の連続テレビ小説「なつぞら」でヒロイン役をまっとうし、初出演した野田秀樹による舞台「Q:A Night At The Kabuki」で第54回紀伊国屋演劇賞 個人賞を受賞するなど、着実にキャリアを磨き評価されてきた。最近では、特別企画ドラマ「桶狭間~織田信長 覇王の誕生~」で時代劇に初挑戦したばかり。5月21日公開の吉永小百合主演『いのちの停車場』では看護師役を演じる。

そんな広瀬さんが新たに挑む今作は、ミステリー・エンターテイメントというだけに様々な仕掛けが満載。

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