中村玉緒、ヴィクトリア女王の衣裳で勝新太郎との結婚生活に思いを馳せる
と笑顔を見せた。
「私は庶民ですが」と前置きし、玉緒さんは自身とヴィクトリア女王にいくつかの共通点があると明かした。「まず、明るくて気が強い!それから、ご主人が亡くなった後、ずっと主人の物を自分のそばに置いておく、というところも同じですね」と勝さんとの結婚生活に思いを馳せた。さらに「世間では、私はかげながら(勝さんを)支えていたという印象があるかもしれませんが、実際の家の中では、この映画と同じでパパさん(勝さん)が私のことを気遣い、うまく手のひらで私を転がしていたのかもしれませんね」とも。
そして夫婦の危機を乗り越える秘訣、という質問に玉緒さんは、劇中で描かれる暗殺事件を引き合いに、勝さんがかつて起こした大麻事件についてほのめかし「暗殺以上のことがありました(笑)。夫婦ともども、芸能界で生きていけないのではということもありましたが、みなさんのお陰でいまもこうやっている。さんまさんという人に出会えて、バラエティで生きていくという場を得られました」とふり返り、改めて周囲への感謝を口にした。そして「(夫婦の)愛があったからこそでは?」という司会者の言葉に「恥ずかしくて言えませんでしたが」と照れつつ大きくうなずいた。