くらし情報『アメリカ西部開拓時代、実在した女性を描く『カラミティ』9月23日に公開』

アメリカ西部開拓時代、実在した女性を描く『カラミティ』9月23日に公開

は、行方不明になった祖父を探しに1人、北極を目指して旅立つ14歳の少女が主人公。本作『カラミティ』も同様に、12歳の少女の成長譚。主人公マーサが様々な困難に立ち向かう中で周りの大人たちに影響を与え、大人たちもいつしか成長していくという物語。

女性が言動や生き方を制約されていた西部開拓時代のアメリカにあって、主人公マーサは家族を支えるために髪を切り、ジーンズをはくことを決意。生きていくために必要な乗馬、馬車の運転、投げ縄といった“男の作法”を苦労して習得する。

カラミティ・ジェーンの誕生秘話でもある本作は、マーサを“ジェンダーレス”な生き方を選択した最初の女性として描いた。また、シャイエ監督はインタビューで、本作の制作過程においても男女平等を意識していたと語っており、制作スタジオのアニメーターの人数、管理職の男女比、そして給料の総額なども考慮。アニメーション制作は長期的なプロジェクトとなるため、女性アニメーターが制作期間中に産休を取得し、復職できる環境も整備されていたという。
『カラミティ』は9月23日(木・祝)より新宿バルト9ほか全国にて順次公開。

(text:cinemacafe.net)

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