くらし情報『オスカーに名乗り! 全米映画批評家協会賞は『ハート・ロッカー』が3冠圧勝』

オスカーに名乗り! 全米映画批評家協会賞は『ハート・ロッカー』が3冠圧勝

監督を務めたのは、ジェームズ・キャメロンの元妻キャスリン・ビグロー。今回の監督賞および、主演男優賞受賞でも分かるように、彼女と主演のジェレミー・レナーにも非常に高い評価が寄せられている。今回の受賞以前にもシカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルスの映画批評家協会賞で作品賞などを受賞しており、いかに批評家筋の評価が高いかがうかがえる。1月17日(現地時間)に発表されるゴールデン・グローブ賞でも作品賞、監督賞、脚本賞にノミネート。今年の賞レースは当初、『マイレージ、マイライフ』と『NINE ナイン』の一騎打ちと目されていたが、本作はその間に割って入り、一躍、賞レースの鍵を握る注目作品に――。

本作以外では、コーエン兄弟の新作『A SERIOUS MAN』(原題)が脚本賞を受賞。また、クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』で、独仏英伊の4か国語を操る、“ユダヤハンター”の異名をとるナチスの大佐を演じたクリストフ・ヴァルツが、『Bright Star』(原題)のポール・シュナイダーと共に助演男優賞に輝いた。

批評家賞とは180度異なり、一般の人々の投票で選出するピープルズ・チョイス・アワードが1月6日に発表、さらにゴールデン・グローブ賞は1月17日発表と、年が明けいよいよ本格化してきた賞レース。

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