2021年7月9日 20:00
生涯忘れられない“初恋の痛み”と向き合う…『Summer of 85』第2弾予告&新ビジュアル
原作は、英作家エイダン・チェンバーズが82年に発表した青春小説「Dance on my Grave」(おれの墓で踊れ/徳間書店)。当時17歳で原作と出会い、「いつか長編映画を監督する日が来たら、第一作目はこの小説だ」と深く感銘を受けたオゾン監督が、約35年の時を経てついに映像化。
「10代で初めて感じるパッション、どうしても湧き上がる感情を綴った、世代や時代を問わない愛の物語」と語る原作者チェンバーズの想いを忠実に汲み、「少年2人の恋愛に皮肉を一切加えず、世界共通のラブストーリーにした」と語るオゾン監督。初恋の衝動を圧巻の映像美と巧みな演出で表現し、少年たちが織りなす瑞々しい刹那の恋の物語を紡ぎ出した。併せて公開された場面写真には、アレックスが絶望に暮れ涙を流す姿や、ダヴィドの“死”と向き合うことを決意し、自らの物語を書き始める姿などを捉えた計5点。フィルム撮影による色鮮やかな映像と共に、アレックスの言葉によって蘇る2人の大切な時間が、美しく切り取られている。
なお、バイクで疾走するダヴィドと、彼に頬を寄せ愛を噛みしめるようなアレックスの姿をメインにした劇場版ポスタービジュアルが、本日7月9日より全国の上映劇場(一部地域を除く)