2021年7月13日 14:30
三浦透子、カンヌで明かす「濱口監督の演出を受けて初めて感じた発見」とは?『ドライブ・マイ・カー』
と語る。
「特に、家福とみさきという2人の登場人物が車という閉鎖空間のなかで、最初は抑制された人間性が、だんだんと開かれていく。そうしたことが原作には描かれていました。それはこの映画でもひとつの核心部分だと思っています」と明かした。
濱口竜介監督、キャスティングに自信「素晴らしくうまくいっている」
「キャスティングについては、観ていただいた方皆さんが同意してくれると信じているのですが、本当に素晴らしくうまくいっていると思います」と語る濱口監督。「キャスティングで一番大事なのは、役に合う人をキャスティングすること」と言い、「それが、すべてのキャストにおいてできたと思っています」とコメント。
「インターナショナルなキャスティングをするというのは、実際経験がなかったので、手探りでした。韓国に関しては、もともとそこで撮影する予定もあったので、ロケハンもかねてオーディションのような形でやらせていただいた。
台湾・フィリピンのキャストはオンラインでのオーディションになりました。オンラインでわかるものか不安はあったが、やっぱりちゃんと顔も声も聴けて、その人の人間性も感じることができたので、結果としてうまくいったと今も思えています」