2021年9月9日 16:00
「ハンドメイズ・テイル」エリザベス・モス、監督に初挑戦「素晴らしいキャストがいて、ラッキーでした」
コロナ禍でいろいろあり準備から撮影、そしてポストプロダクションまで、彼女と私は一度も実際に会って話すことができませんでした。だから、彼女は完全にリモートでやったんです。
撮影して、監督するだけで大変なのに、役者の自分を演出して、さらに作品を監督するのはとても難しく、その難易度はすごく高い。でも、そういう難しさは、作品にまったく出ていません。まったく苦労の跡がなく、美しくパーフェクトに出来たように見えるんです。だからこそ彼女は賞賛されるべきです。今シーズンの彼女は言葉で言い尽くせないほど本当に素晴らしい。
エリザベス・モス(E):撮影時は、ソーシャル・ディスタンスをしっかりとり、テストを入念にやるなど、非常に厳しい制約がある環境でした。
しかし、ありがたいことにやりたいと思っていた演出や演技を続けていくことができました。ある時は、人数制限をされ、部屋に2人しかいられなかったりしましたが、コロナ禍でなくてもそのようにやっていたであろうことが出来たことに、とても感謝しています。
私はプレッシャーがあるほど、とてもうまく仕事ができるしハッピーになるんです。それを重荷とは感じず、自分で選んでやっている特権のように感じているし、それが生きがいなんです。