2021年9月23日 13:00
カンバーバッチ「興味深い発見があった」製作&役作りを明かす『クーリエ』インタビュー映像
ペンコフスキーを演じた旧ソ連出身のメラーブ・ニニッゼについては「助けられた。すぐに打ち解けていい雰囲気で撮影できたし、昔と今のロシアについて教えてくれた。彼が推薦してくれた書籍はグレヴィルを理解する上でとても有益だった」と感謝の意を表す。
最後に、コロナウイルスに打ち勝とうとする人類の動きと、本作に描かれるテーマには共通項があると熱弁するカンバーバッチ。「コロナウイルスとの闘いはこの先もまだ続くと思う。回復力が試されている。人々はこれまでその驚くべき忍耐力と無私の心と勇敢さで自ら進んで立ち上がり行動を起こしてきた」と言い、「グレヴィルも予期せず英雄になった。特別な能力のない彼が途方もないことを任されプレッシャーの中やり遂げた。
ソ連で投獄されたがつらく残忍な経験を耐え抜いた。だからこの映画は希望のメッセージだ。人は誰でも困難を乗り越えることができる。どんなに無力で孤立していると感じても権利を奪われたと感じても戸惑い手に負えないと感じてもできることは必ずある。グレヴィルが並外れたことを成し遂げたようにね!」とメッセージを送り、インタビューを締めくくっている。
『クーリエ:最高機密の運び屋』は9月23日(木・祝)