くらし情報『『ビルド・ア・ガール』原作者が心を砕いた「自分に喜びを与えてくれる」ものの選び方』

『ビルド・ア・ガール』原作者が心を砕いた「自分に喜びを与えてくれる」ものの選び方

Photo by cinemacafe.net


『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のビーニー・フェルドスタイン主演で、作家・コラムニストのキャトリン・モランの半自伝的小説を映画化した青春エンパワーメントムービー『ビルド・ア・ガール』。今回、キャトリン自身も脚本に関わった本作について、映画化にあたり特に重要視したことを明かした。

原作者のキャトリンも本作の主人公ジョアンナ(ビーニー・フェルドスタイン)と同じようにイギリスの田舎町で育ち、15歳でイギリスの新聞「オブザーバー」紙の若者レポーター賞を受賞し、1991年に16歳で初の小説「ナルモ年代記」を出版。同年、週刊音楽雑誌「メロディ・メイカー」で歴代最年少のロック評論家として活躍し始めた。17歳で「タイム」紙の週刊コラムニストとなると、チャンネル4の音楽番組「ネイキッド・シティ」の司会者に抜擢され、それ以降、英国記者賞や英国雑誌編集者協会(BSME)賞など多様な賞を毎年のように受賞するなど、まさにイギリスのエンタメ界で第一線を走り続けている。

「マット・デイモンが動物園を買う話を映画にできるなら、私の話だって映画にしていいんじゃない?」


『ビルド・ア・ガール』原作者が心を砕いた「自分に喜びを与えてくれる」ものの選び方

映画では、音楽ライターとして若くして脚光を浴びたジョアンナが活躍し続けていくうちに徐々に自分の心を見失ってしまい、過激な批評を繰り返す“辛口”音楽ライターとなるなど数々の失敗や挫折が連続するも、そこから再び困難に立ち向かい、歩き続けていく姿が描かれている。

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