くらし情報『少女たちが紡ぐ“私たち”の物語 『はちどり』『生きのびるために』ほか国際ガールズ・デーに観たい映画3選』

2021年10月11日 08:00

少女たちが紡ぐ“私たち”の物語 『はちどり』『生きのびるために』ほか国際ガールズ・デーに観たい映画3選

主人公は、高校生活を全て勉強に捧げてきた、頭でっかちなモリー(ビーニー・フェルドスタイン)とエイミー(ケイトリン・デヴァー)。卒業後は名門大学へ進学、夏休みはアフリカでのボランティアを計画していた2人は、イケイケな同級生たちが遊びや恋愛だけでなく、しっかり進学先を確保して高校生活を大いに満喫していたことを知り愕然、 卒業前夜に初めてのパーティーに繰り出すことになる。

その高校生活最後の一夜は、2人の凝り固まった価値観や偏見が覆される出来事の連続。それでも、2人が誇る頭脳と友情と自己肯定感を武器に、最初は住所さえ知らなかったパーティー会場に何とかたどり着き、それぞれの想い人と素敵な時間を過ごそうとするのだが…。

少女たちが紡ぐ“私たち”の物語 『はちどり』『生きのびるために』ほか国際ガールズ・デーに観たい映画3選

途中、切羽詰まったモリーがエイミーに切り出す合い言葉が「マララ」なのが、実に2人らしくて微笑ましい。故郷パキスタンで九死に一生を得た人権活動家で、最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんにちなんだ「マララ」をどちらかが発動したら、もう1人は全力、かつ無条件で友に協力しなければならない。そんな2人、RBGことルース・ベイダー・ギンズバーグに憧れ、史上最年少で米最高裁判事になることを目指すモリーと、本格的にアフリカでの女性支援に取り組みたいエイミーは、これまで多くのことを学んできたからこそ、マララのように自分たちの力で未来を切り拓いていくことができたのだ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.