2021年10月26日 07:45
【インタビュー】永野芽郁&田中圭、絶妙な距離感から生まれた“親子”の信頼関係
ふたりはずっとお父さんと娘でやってきているけれど、血がつながっていなくて、けどふたりの絆はあって、それまではケンカをしたことがなかった。というよりも「ケンカもできないんだね!」なんて優子ちゃんに言われていたけど、初めてケンカができたときに、「あ、ケンカできた!」となりました。ネタバレになるので詳細は言えませんけど、その内容がまた…ね。嬉しいんだか、悲しいんだか、よくわからないぐちゃぐちゃな感情で。優子ちゃんを見ていて、そこで僕は感情が一気に動きました。
――あのシーンは田中さんが演じたからか、森宮さんの父性や懐の深さが非常に出ていたように感じます。
田中:出ちゃうんですよね~。…出ちゃったんでしょうね(笑)!
――(笑)。
田中さんから見て、あれだけ愛情を注いで優子を育てている森宮は、どんな風に映りましたか?
田中:いや、とても楽しいと思うんです。あんなにかわいい娘と絶妙な距離感でいられて、ずっと彼女を応援できて。きっと、あのふたりはこれから先もずっとあの距離感だろうし、「あー、すごい幸せだな」と思います。森宮自身も、「優子ちゃんが生きる意味をくれた」と言っているじゃないですか。本当にそうなったんだろうなとうなずけるくらい、すごく楽しそうというか、幸せそうだなと思いました。