2021年12月14日 13:00
神尾楓珠×西野七瀬で人気コミック「恋は光」実写映画化、コメントも到着
脚本を読んだ段階で、この関係性で話が進むのはなかなか新しく、面白いなと思いました。
さらに大学生という、学生でもあり大人でもあるという難しい年頃の設定だったので、複雑で繊細だなと思いながら撮影していました。大学生ならではの青春の雰囲気が映像に出ていると思うので、たくさんの方にこの映画が届くと嬉しいです。
――西条を演じてみて
西条のイメージは無骨で不器用な文学青年。普段の僕とはかけ離れた言葉選びや、佇まいの役だったので、最初はなかなか掴めずに苦労しました。でも何度かリハーサルを重ねるうちに少しずつ西条の気持ちを理解することができ、自分の中で彼を演じることに対して何の違和感もなくなり、最後には一見堅苦しい西条が愛らしくなりました。
この映画を観てくださった方々にも西条が愛されるキャラクターになれば嬉しいです。
――小林監督の印象、演出について
小林監督は演者の特徴をよく見ていて、それらを踏まえた上で演出していく姿が印象的でした。
物語の最終地点やそれぞれのキャラクターをしっかりと見据えていらっしゃったので、西条のキャラクターや心情で迷った時は、信頼して相談することができました。
――公開に向けてのメッセージ
恋とは何か、というものを細かく分析し、言語化して、理解していくというのは、価値観のバラつきがあるものだからこそ難しいことだと思います。