2021年12月27日 12:30
【インタビュー】観月ありさの止まらぬ進化、“連ドラ主演”が途切れないのは「人との繋がり」
20周年を過ぎた頃から、周りの方々に「毎年連ドラを演っているのってすごくない?」と言われるようになって初めて「そうなんだ!」と思ったというか。
年齢とともに役柄が変わっていくのも飽きずに続けられる秘訣だと思いますし、都度スタッフも変わり現場も変わるので、人と人との繋がりに恵まれ、ただただ良い人や作品との出会いがあって続けられたと思っています。
――ちなみに、役柄が抜けないというようなことはないのでしょうか? どうやって作品ごとの切り替えやリセットをされているのでしょうか?
撮影中はすっごい集中して役柄に入り込んで演技しているんですけれど、終わった後にスコンと抜けるんですよね。幼い頃から作品を次々にやらせて頂くサイクルに慣れているからかもしれないです。クランクアップして3日後には次の作品の現場に入っているというような感じでした。だからなのかもしれないですが、あまり過去を振り返らないんでしょうね。スケジュール的にも“失敗した、上手くいかなかった”と立ち止まっている時間がなかったというのもあるかもしれませんが、目の前にあることだけを追っかけていたのでここまでやってこれたのかもしれません。