生田斗真主演映画の主題歌にデビュー30周年シャネルズの「ランナウェイ」
という懐かしのナンバーである。監督は今回の決定について「当時は意味も分からず口ずさんでいたその大ヒット曲を『シーサイドモーテル』の脚本の執筆中に偶然聴く機会がありました。久しぶりに再会したこの曲は、まるで麻生久美子さん演じるキャンディの気持ちを代弁しているかのようで、僕はその瞬間に主題歌に決めてしまったのです。こうして映画が出来上がり、エンドロールで『ランナウェイ』が流れると、まるでこの曲のために、この物語を作ったかのような不思議な感覚に襲われます。僕は30年かけてやっとこの曲の意味が分かったのかもしれません」と感慨深げに語っている。
ちょうどデビュー30周年となる2月25日(木)の前日の24日(水)に東京・渋谷のNHKホールにて記念ライヴのステージに立ったリーダーでヴォーカルの鈴木雅之は 「2010年は、ワタクシ、鈴木雅之が『ランナウェイ』でデビューしてからちょうど30年という節目の年。30年間という長い時間、歌い続けることができた、そしてファンとその時間と音楽を共有することができた、ヴォーカリスト・鈴木雅之としての“自信”と“誇り”、何より“感謝の気持ち”を届ける1年だと思っています。