くらし情報『【インタビュー】ピーター・ディンクレイジ、『シラノ』が今の時代に伝えるメッセージ「隠れず、恐れず、想いを伝える」』

2022年2月25日 17:30

【インタビュー】ピーター・ディンクレイジ、『シラノ』が今の時代に伝えるメッセージ「隠れず、恐れず、想いを伝える」

ともリモート画面越しに語り、音楽と言葉の幸せな関係を説くピーター。「すべての曲が台詞の延長線上にあり、物語と歌がスムーズにつながっている」という脚本は、ディンクレイジ夫人でもある劇作家エリカ・シュミットが手掛けたもの。映画『シラノ』が製作される以前、好評を博した舞台版のシラノ役もピーターだった。

【インタビュー】ピーター・ディンクレイジ、『シラノ』が今の時代に伝えるメッセージ「隠れず、恐れず、想いを伝える」

「舞台版はもっと抽象的で、歴史的背景が明確に描かれることはなかった。それに比べ、映画には17世紀フランスという時代がもう少し正確に反映されている。自由があるのは舞台も映画も同じだけどね。例えば、物語の中盤でシラノは戦地に行く。僕のようなサイズの人間が軍隊にいるのは幸いにも現実味のないことだけど、その展開は舞台にも映画にもある。
あと、映画はより親密な作りになっていると言えるかもしれない。アップのショットもあるし、シラノ、ロクサーヌ、クリスチャンの関係により焦点があたっているから」。

切なくやるせないストーリー「隠れず、恐れず、想いを伝えたほうがいい」

【インタビュー】ピーター・ディンクレイジ、『シラノ』が今の時代に伝えるメッセージ「隠れず、恐れず、想いを伝える」

基となった戯曲では大きな鼻にコンプレックスを持つシラノが、幼なじみのロクサーヌに恋心を抱く。だが、彼女が恋に落ちたのは輝く容姿のクリスチャン。

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