くらし情報『犬の聴覚を体感する驚愕のサウンドデザインが明らかに『ストレイ 犬が見た世界』』

2022年2月28日 17:00

犬の聴覚を体感する驚愕のサウンドデザインが明らかに『ストレイ 犬が見た世界』

Photo by cinemacafe.net


ほぼ全編が犬目線で撮影されたドキュメンタリー『ストレイ 犬が見た世界』から、エリザベス・ロー監督が常に低い姿勢でしゃがみ、犬の目線の高さのローアングルで犬たちを撮影し続けたメイキング風景の写真が解禁。また、本作の驚異のサウンドデザインが明らかとなった。

2018年から2019年までの半年間、毎日、いつも単独行動の野良犬ゼイティンを追いかけたエリザベス・ロー監督。非常に困難を伴う撮影方法でありながら、ロー監督は「従来のものの見方や在り方に挑戦するには、うってつけの方法でした。撮影中は長い間屈んでいましたが、特に疲れるということはなかったです。寒い時期の早朝に、毎日毎日、重たい機材を背負って犬たちを追いかけるのは、大変な作業でしたが、山や街中で犬たちと一緒に過ごせたのは本当に素敵で、とても価値がある撮影だったと思っています」と語っている。


犬の聴覚を体感する驚愕のサウンドデザインが明らかに『ストレイ 犬が見た世界』

3人のトルコ人共同プロデューサーのうち1人が、犬が聴いている会話を拾うため、双方向マイクで音を録音し、毎晩の撮影の終わりには、ペット追跡用のGPS首輪をゼイティンとナザールに装着。次の日も彼らの居場所が分かるようにしていたという。

犬の聴覚を体感する驚愕のサウンドデザインが明らかに『ストレイ 犬が見た世界』

メイキング風景写真では、野良犬たちに囲まれ、あまりにも自然に溶け込んでいるロー監督の様子もうかがえる。

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