2022年3月27日 11:00
3月女性史月間におすすめするシスターフッド/エンパワメント作品を語り合う 野中モモ&奥浜レイラが登壇<アーカイブ>
奥浜出会ってしまったときのセリフ、このセリフ選びをしてくれて本当によかったというか。これまでだったら、もうちょっと違うセリフが入っていたり、違う状況になっていることが常で。私は、女性同士を敵対させるような描き方の作品を多く目にしてきて、自分自身の環境では連帯したり、そんなに仲良くなくても繋がっている部分はあったりするんだけどなと思っていたんですが、そこがしっかり描かれていてよかったなと思ったポイントでした。
野中お嬢さまのほうは結婚するのが当たり前という環境で育ってきて。頑張って婚活をするんですよね。で、結婚してみるんだけど…っていう。
また、東京のいろんなところでロケをしていて、オリンピック前の東京というよりも、いまとなってはこの新型コロナウイルス感染症の流行でみんなの行動形態が変わってしまう前の東京の姿が収められています。
奥浜そうですね。あと、キャストの方や監督にもお話を聞く機会があったのですが、そこでの岨手監督と女性キャスト陣、高良健吾さんもいらっしゃったときもありましたが、この関係性がすごくよかったです。日本の新しい映画づくりと、女性陣のあり方だなという感じがしました。