2022年4月7日 18:00
『チェルノブイリ1986』は予定通り公開 収益の一部をウクライナへの人道支援活動に寄付
なお、本作は、1986年4月、当時ソビエト連邦だったウクライナのプリピャチで起きたチェルノブイリ原子力発電所の爆発事故で、未曾有の事態に命を懸けて挑んだ消防士の姿を描いた人間ドラマです。原発事故による悲劇が繰り返されないことに祈りを込めて製作された作品として、事故の記憶を風化させないためにも、予定通り公開することに致しました」と改めて示し、「本作の興行で得た収益の一部をユニセフなどウクライナの方々への人道支援活動を行う団体に寄付いたします」と明かした。
主演/監督/製作ダニーラ・コズロフスキー2月27日Instagramより
今起こっていることは、大惨事だ。全ての意味においての大惨事、すなわち人間的、人道的、政治的、経済的といった、あらゆる意味において、である。僕は心の底から自分の国を愛している。そして真の愛国主義とは、自分が本当に感じ経験している真実を語る断固たる姿勢だと常に考えている。僕自身が深く失望していることだが、自分はこの資質を常に発揮してきたとは言い難い。だが今この瞬間は語らなければならない。
あの後戻りできない地点を、僕たちは文字通り戦車で通過しつつあるのだ。今このことを僕が書いているのは、煽り目的でも攻撃を更に炎上させるためなんかでもない。