2022年4月7日 18:00
『チェルノブイリ1986』は予定通り公開 収益の一部をウクライナへの人道支援活動に寄付
ロシア映画『チェルノブイリ1986』を予定通り5月6日(金)より全国にて公開することを、日本配給の株式会社ツインが発表。戦争反対を表明している製作・監督・主演ダニーラ・コズロフスキーのInstagramのコメント日本語訳が到着した。
ツインでは、「ロシアによるウクライナ侵攻状況を鑑みますと、ロシア映画である本作の公開は控えるべきというご意見もあるかと思います。しかし製作・監督・主演のダニーラ・コズロフスキーは、自身のインスタグラムで明確に戦争反対を表明しています。又プロデューサーのアレクサンドル・ロドニャンスキー(『裁かれるは善人のみ』『ラブレス』)はウクライナ人であり同国を代表するプロデューサーで、先般ロシア当局からウクナイナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領と共に“ペルソナ・ノン・グラータ”(好ましからざる人物)に認定され、過去の全プロデュース作品に対してロシアでの公開禁止処分を受けました」と、本作の製作陣はロシア政府とは真逆の立場であることを明言。
「戦争反対を表明し一日も早く平和が訪れることを願う、ロシア、ウクライナを代表する映画人によって製作された本作の公開を通じ、世界を震撼させた大事故のなかで必死に生きようとした人々の姿を知り、平穏に暮らせる日々の尊さを再認識する一助となることを願っています。