2010年3月13日 00:36
ロバート・ダウニー・Jr.×ジュード・ロウ インタビュー 役を離れた2人の関係は…
これに対し、ジュードが「君の説明の方がずっとうまい」と称賛。さらに続く2人のやり取りは…以下の通り。
「ほんと?」(ロバート)
「うん」(ジュード)
「そう思わないけど…」(ロバート)
「僕のホームズの説明は彼の素晴らしさを全然表現できてなかったよ」(ジュード)
「そうか?」(ロバート)
「あ〜あ…」(ジュード)
と、なんでもないやり取りのようで、2人の関係や性格がよく伝わってきて、オチがあるわけでもないのにどこか漫才のようにも…。
最後にロバートに、本作ならではのホームズ像について尋ねた。
「この映画で描かれているホームズとワトソンの気質が、あの時代により即していることを知って僕はリラックスできた。ホームズはいわゆる変人で、“バリツ”と呼ばれる架空の格闘を習ったりしている。ホームズのそういう格闘家的な側面が、元々描かれていたキャラクターの一部だと知ったとき『何だよ!それをいままで誰も採り入れなかったなんて信じられない』と僕は思ったね。これは2人を中心にした、すごく面白いアクション・アドベンチャーだし、様々に解釈していくという伝統みたいなものがあるからね」。
ロバートが、ジュードやガイ・リッチー監督と共に、本棚から拾い上げ、スクリーンで具現化した“古くて新しい”ホームズを刮目して見るべし!
■関連作品:
シャーロック・ホームズ 2010年3月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開
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