くらし情報『『カモン カモン』ホアキン・フェニックス&新星ウディ・ノーマンの対話に癒される理由とは?』

2022年5月4日 12:15

『カモン カモン』ホアキン・フェニックス&新星ウディ・ノーマンの対話に癒される理由とは?

『カモン カモン』ホアキン・フェニックス&新星ウディ・ノーマンの対話に癒される理由とは?

ジョニーとヴィヴの兄妹は母の介護と死をきっかけに以前よりもさらに疎遠になっており、伯父と甥っ子とはいえ独身のジョニーにとっても、9歳のジェシーにとってもお互いが他人のような存在だ。そんな2人が同じ家で過ごし、町や海辺の音をマイクで拾ったり、想像力たっぷりのごっこ遊びをしたりする。あるときは、ジェシーが一瞬視界から消え、目の前が真っ暗になるような恐怖を味わったことも…。こうした2人の日々は、日頃子どもたちの声をたくさん取材しているはずのジョニーにとって驚きの連続。そんなとき、ジョニーは“母親”としてのヴィヴを頼りにする。


『カモン カモン』ホアキン・フェニックス&新星ウディ・ノーマンの対話に癒される理由とは?

ミルズ監督といえば、『人生はビギナーズ』でも、『20センチュリー・ウーマン』でも実際の書籍が劇中で大きな意味を持って引用されていたのが印象的で、特に後者は女性解放運動の盛り上がりの最中でフェミニズム関連の書籍ばかりだった。

本作でも印象深いものの1つに、ジャクリーン・ローズによる「母たち:愛と残酷さについて/Mothers:An Essay on Love and Cruelty」(原題)がある。母というものは「究極の生け贄」で「すべてを解決する不可能な任務を負っている」

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