「ストレンジャー・シングス」製作者が語る“高揚感”の生み出し方「成長が物語に変化を与える」

あの時夢中になった理由は、登場するキャラクターがまるで僕らのような普通の子どもが大冒険に出かけていることでした。『グーニーズ』にしても、まるで僕らのような子どもが、屋根裏で宝の地図を見つけたようなものなんです」と作品のインスピレーションを語り、かつて子どもだったころにワクワク感を覚えた要素を取り入れたことを説明する。

さらに、「メインとなるのは、彼らが成長していることだと思います。子ども、ティーンエイジャー、大人という3つの大きな要素が常にあり、特に子どもに関しては、成長してティーンエイジャーになる移行期があります。居心地が悪くて怖くて、感情的な。それが物語に変化を与えるんです」と、子どもたちの成長にフォーカスしていることを語っている。

本作で物語の中心となるのは、ウィル、マイク、ダスティン、ルーカス、イレブン、マックスといった少年少女たち。彼らが友情や恋愛に葛藤しながらも＜裏側の世界＞の脅威に立ち向かい、少しずつ大人に近づいていく姿を描くことで、視聴者は子ども時代を思い出しながら作品の世界に引き込まれ、彼らの冒険に胸が高まるようになっている。シーズン3
また、マット・ダファーは「究極を言えば、平凡な日常に突拍子もないことが起きる物語を作ろうと思ったんです。