くらし情報『韓国から誕生したやんちゃな鬼才 『息もできない』ヤン・イクチュン監督インタビュー』

韓国から誕生したやんちゃな鬼才 『息もできない』ヤン・イクチュン監督インタビュー

自分の父親もこの映画を観ましたが、恥ずかしいのもあったと思いますが、まあ頑張れよと言ってもらえましたし、これまで結婚しろとうるさかったのが、結婚はしたくなったらすればいいと言うようになったり(笑)。私自身、心がすごく健康になって、髪を伸ばしてみたり。もっと頻繁に電話するようにもなりましたね」。

映画を通じて自身に芽生えた変化について、続けてこう語る。
「劇中にサンフンが『お前、何グズグズしてるんだ?いつまでもグズグズしてたら周囲に被害が及ぶぞ』と(手下の)ヨンジェに言って殴るシーンがありますが、それはまさしく自分に言いたかったこと。自分は、選び取れずにこのままでいいのか?とずっと悩んできたことをサンフンの言葉を借りて問いかけてみたんです。そして、この映画を通じていま、他人に迷惑をかけない範囲の中で自分のやりたいことはできるし、自分自身を大事にしながらそれをやっていいんだと感じました」。

熱い思いを語りながら、やんちゃな少年のような笑顔を時折見せる監督の姿は、もちろん怒りに満ち満ちたサンフンとは別人!現場では、監督と俳優、2人の切り替えは困難ではなかったのだろうか…?
「あまり準備をしすぎるとキャラクターの生き生きしたものが失われてしまうので、台詞は忘れてしまわない程度におおまかに覚えて、少しぐらい忘れてしまってもいい。

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