2022年7月29日 07:15
「12時間進んで3日若返る」謎の穴に翻弄される夫婦はどうなる?『地下室のヘンな穴』本予告
第72回ベルリン国際映画祭正式出品のカンタン・デュピュー監督最新作『地下室のヘンな穴』より、本予告と新場面写真が解禁された。
タイヤが殺人を繰り広げる『ラバー』、鹿革ジャケットに魅入られた男が狂気にかられる『ディアスキン 鹿革の殺人鬼』などの異色作、怪作を世に送り出し、“フランスのスパイク・ジョーンズ”の異名をとるカンタン・デュピュー監督。
その最新作は、「時間軸が半日進み、肉体が3日若返る」という微妙すぎるパワーを持ったヘンな穴にハマったせいで、胸の奥底に封印していた欲望、衝動が呼び覚まされていく平凡な夫婦の物語。本国では、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』や『トップガン マーヴェリック』というハリウッド超大作に次ぐ、フランス映画No.1ヒットを記録している。
この度解禁されたのは、「新居の地下には謎の穴がありました」という、なんとも意味深なナレーションで始まる予告編。不動産屋から、この家は人生が変わると案内されたフランス人中年夫婦のアランとマリー。地下室にぽっかり空いた穴に入ると、「12時間進んで3日若返る」という、摩訶不思議な<セールスポイント>を聞いた妻は、「無性に気になるの」