2022年9月20日 13:15
貫地谷しほり×和田正人W主演、若年性アルツハイマーをめぐる家族の実話を映画化『オレンジ・ランプ』
実話を基に認知症の本人と家族の9年間の軌跡を描いた映画『オレンジ・ランプ』に貫地谷しほりと和田正人がW主演、2023年の公開が決定した。
只野晃一は、カーディーラーのトップセールスマンとして活躍していた。妻・真央と2人の娘とも仲が良く、休みには仲間とフットサルを楽しむなど、毎日が充実していたが、ある日から、客やスタッフの名前も忘れるなど自分が想像していなかった症状に見舞われるなど、少しずつ異変を感じるようになる。病院で検査を受けた結果、診断は若年性アルツハイマー型認知症。
家族のことを思い、不安に押し潰されそうになる日々。何でもやってあげようとする真央と、日ごとに元気がなくなっていく晃一。しかし、あることをきっかけに妻や本人の意識が変わり、職場や地域の人々の意識も変わっていく…。晃一と家族は、なぜそのような生活を送れるようになったのか?
本作は2017年に公開し、2022年の現在も各地で上映され続け、観客動員13万人を突破した『ケアニン~あなたで良かった~』をはじめ、『ピア~まちをつなぐもの~』(19)、『ケアニン~こころに咲く花~』(20)と認知症や介護の世界を描き続ける製作陣による最新作。