2022年10月9日 16:00
タチアナ・マスラニー以外に「シー・ハルクになれる人はいない」監督や名優ティム・ロスが明言
彼女以外他には誰もいなかったし、他の人について話し合うことは一切ありませんでした」と明かし、彼女の存在がなければ本作が生まれることすらなかったことを示唆。
ドラマ「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」で複数のクローン役を1人で演じ分け、エミー賞主演女優賞(ドラマ部門)受賞歴を誇るなど、タチアナの高い演技力に惚れ込み、彼女を抜擢したコイロ監督。
さらに脚本家のジェシカ・ガオも「最初の脚本は誰のために書いているのかわからないまま書いていました。その時点では、頭の中では誰でもよかったのです。でも、タチアナのシー・ハルクを見たとき、彼女のようにシー・ハルクになれる人は他にいないと思いました」と当時の秘話を明かした。
そんな彼女が演じるジェニファーはパワーを得ても普通の日常を謳歌しようと努力し、“超人専門弁護士”としての仕事にも前向きに取り組んでいく。その中で出会い、弁護することになるのが、かつてのハルクの宿敵であり、いまは改心した男アボミネーション(演:ティム・ロス)。
クエンティン・タランティーノ監督の『レザボア・ドッグス』のMr.オレンジ役や『パルプ・フィクション』などで知られ、『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』ではアカデミー賞助演男優賞ノミネート歴を誇る名優ティム。