内野聖陽&瀬戸康史で三谷幸喜の傑作二人芝居「笑の大学」25年ぶり上演へ
ロシア語、韓国語、中国語、フランス語にも翻訳され、海外で上演され続けているが、日本では1998年以来、一度も上演されていなかった不朽の名作が三谷さん自身の演出で蘇る!
三谷幸喜
物語は、戦争色が濃厚になる昭和15年。登場人物は、警視庁検閲係・向坂睦男と劇団「笑の大学」座付作家・椿一。非常時に喜劇など断じて許さないとする向坂は、上演中止に追い込もうと執拗なまでの注文を繰り返す。しかし、なんとか上演許可をもらいたい椿は、向坂が要求する無理難題を逆手に取りながら、あくまで真正面からの書き直しに挑戦する。警視庁の取調室を舞台に、相対する男2人のドラマが始まる。
検閲官・向坂睦男役にはドラマ「JIN-仁-」「きのう何食べた?」、NHK大河ドラマ「真田丸」(作:三谷幸喜)、舞台「おのれナポレオン」(作・演出:三谷幸喜)、「M バタフライ」など多数の作品に出演し、2021年には紫綬褒章を受章、豪快で力強い人物から繊細さを秘めた役柄、柔らかいキャラクターまで巧みに演じる俳優・内野聖陽。劇団「笑の大学」の座付作家・椿一役にはドラマ「透明なゆりかご」や、映画『愛なのに』、ミュージカル「日本の歴史」(作・演出:三谷幸喜)