くらし情報『『エンパイア・オブ・ライト』の黒人たちの物語は「語る意味がある」彗星のごとく現れたマイケル・ウォードに迫る』

『エンパイア・オブ・ライト』の黒人たちの物語は「語る意味がある」彗星のごとく現れたマイケル・ウォードに迫る

Photo by cinemacafe.net


『1917命をかけた伝令」『007/スカイフォール』のサム・メンデスが映画と映画館への思いを初の単独脚本に込めた『エンパイア・オブ・ライト』。本作の主演、英国が誇るアカデミー賞女優オリヴィア・コールマンもその魅力を絶賛する、期待の新星マイケル・ウォードに迫った。

1980年代初頭の静かな海辺の町、マーゲイトにある映画館を舞台に、生きていくことの複雑さや美しさを温かく繊細に描く本作。過去の辛い経験をした主人公のヒラリー(オリヴィア・コールマン)が働く映画館・エンパイア劇場のスタッフとして出会い、徐々にその優しさやユーモアに触れて自然と心惹かれていく青年スティーヴンを演じるのが、マイケル・ウォードだ。


『エンパイア・オブ・ライト』の黒人たちの物語は「語る意味がある」彗星のごとく現れたマイケル・ウォードに迫る

1997年にジャマイカで生まれた彼は、2020年に有望な若手俳優に贈られる英国アカデミー賞ライジング・スター賞を受賞し、TVシリーズ「スモール・アックス」で同・TV部門の助演男優賞にノミネート。そして本作『エンパイア・オブ・ライト』で英国アカデミー賞の映画部門助演男優賞にノミネートされた。

ウォードが演じるスティーヴンは、当時の時代背景や厳しい経済状況により右傾化する若者たちから理不尽な人種差別に遭うシーンも描かれる。

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