くらし情報『9.11後の実話を映画化『ワース 命の値段』監督インタビュー&本編映像解禁』

2023年2月24日 17:30

9.11後の実話を映画化『ワース 命の値段』監督インタビュー&本編映像解禁

はサンダンス映画祭で監督賞を受賞し、長編3作目にして本作『ワース 命の値段』の監督に抜擢された。

9.11後の実話を映画化『ワース 命の値段』監督インタビュー&本編映像解禁

ーー脚本を読んだとき
2018年に脚本を読んで、その時にはマイケル・キートンの主演も決まっていて、レジェントと一緒に仕事できるのはとても楽しみでした。脚本で惹かれたのは、9.11被害者補償基金の複雑な使命と、ケネス・ファインバーグ弁護士が直面するモラルの葛藤です。“命に値段をつける”ことは非人道的であり、哲学的な課題でもある。失われた命を取り戻すことはできなくても、失われた収入や生活を取り戻すことはできるかもしれない。悲劇により傷ついた何千もの家族の傷を癒やすことはできるかもしれない。損失をお金に算出する合理性と、無数の悲劇による心の傷がどのようにぶつかり合うかを監督として探りたいと思いました。


9.11後の実話を映画化『ワース 命の値段』監督インタビュー&本編映像解禁

ーー映画化するうえでのリサーチ
ファインバーグの回想録「What Is Life Worth?」や出版されている被害者たちの物語を読んだりしました。脚本でどうしても入れたいと思ったのは、回想録に書かれていた不法移民の遺族と、同性カップルの相手が補償を受ける対象になるのか、というエピソードです。

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