2023年3月18日 12:50
有村架純&松嶋菜々子&古川琴音ら「どうする家康」のカギを握る女性たち
は2回に渡って描かれた。
女大鼠(松本まりか)
これまで悪女のイメージがあった瀬名/築山殿は、今作では、優柔不断で心配性な元康を懐深く見守るタイプとして描かれ、鵜殿長照(野間口徹)の妹で姉妹のように育った幼なじみ・お田鶴(関水渚)から何やら企みがあるのかと探りを入れられても適当にあしらうなど、筋の通った信念ある姿を度々見せている。
お田鶴(関水渚)
瀬名を巡っては、第3回「三河平定戦」で生き別れた母・於大の方と16年ぶりに再会したのも束の間、「主君たる者、家臣と国のためならば、己の妻や子ごとき平気で打ち捨てなされ」と乱世の厳しさを知る母から言われてしまった元康。だが、そうはできないのが彼のいいところだ。
元康や瀬名の世話を焼き、口を出し続ける若き母・於大の方は、「花より男子」(05-08)で松本さんと“道明寺姉弟”として共演した松嶋菜々子が演じている。瀬名とのやりとりもさることながら、家臣・忠次の妻で家康の叔母にあたる登与(猫背椿)ともいいコンビ。2人で一向宗・本證寺に出かけた際には、忠勝(平八郎)と康政(小平太)にナンパされる(!?)ハプニングもあった。
於大の方(松嶋菜々子)