インディ・ジョーンズの「変わらなければならない姿を観たかった」ハリソン・フォードがカンヌで思い明かす
彼と最初に話した時、脚本に求めてきたものは、この映画の存在意義でした。彼のように疑問や要求をしっかりと持った人と仕事ができるのは、脚本家としてまたとない機会。簡単に答えを出さず、疑問を持てと言ってくれる人なんです。私がこの映画に参加した大きな理由はそこです。ハリソン・フォードから芸術の誘いを受けたと感じたからなんです」と、その大きな選択をしたきっかけについてふり返った。
本作で、インディと対峙することとなるマッツは「私が俳優を志すずっと前の話ですが、僕はインディ・ジョーンズになりたかったんです。彼にね。この映画は世界中にインパクトを与えたんですよ。
『インディ・ジョーンズ』は誰からも愛されています。その理由は、この映画には魅力があるからだと思うんです。インディには欠点がある。彼は嘘をつき、盗みを働く。でも、私たちは彼のようになりたいと思う。それだけ、彼には魅力があるんです」と「インディ・ジョーンズ」への長年の憧れを明かす。
そして「私の仕事仲間の多くは、特に監督の場合、この映画を観て監督になりたいと決心したんだよ。そんな作品に参加できてとても誇りに思っています」と、参加できた喜びを熱く語ってくれた。