くらし情報『『この世界の片隅に』片渕須直監督、最新作『つるばみ色のなぎ子たち』は「喪に服す」平安時代の物語』

2023年5月22日 18:30

『この世界の片隅に』片渕須直監督、最新作『つるばみ色のなぎ子たち』は「喪に服す」平安時代の物語

と感慨深げ。

また、大塚氏は「MAPPAは色んな監督・クリエイター・役者・原作と色んな作品を作るスタジオですけど、片渕監督の作品作りをMAPPAの一本の“ライン”として作っていく事に『この世界の片隅に』で限界を感じました。片渕監督の作品を作る、その為のスタジオを新たに作ろう!と2019年に始まった」と、立ち上げたアニメ制作会社「コントレール」について明かした。

会場では題名公開PVが上映され、ティザービジュアルと共に作品タイトル『つるばみ色のなぎ子たち』が発表された。


最新作タイトル『つるばみ色のなぎ子たち』に込められた意味とは?

「平安時代の話ですけど、ご覧頂いた今のビジュアルでも分かる通り、雅やかな十二単を着ていないグレー一色です。『つるばみ』というのはクヌギのどんぐりのことです。どんぐりの上には帽子があるんですけど、その帽子を集めると黒い染料になります。黒つるばみ、というのは布を黒く染めた、つまり喪服の色のことです。
『なぎ子』というのは以前作った『マイマイ新子と千年の魔法』(09)という映画があるんですが、その映画には“千年前の少女なぎ子ちゃん”という子が出てきます。彼女と関係があるかもしれません」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.