くらし情報『『この世界の片隅に』片渕須直監督、最新作『つるばみ色のなぎ子たち』は「喪に服す」平安時代の物語』

2023年5月22日 18:30

『この世界の片隅に』片渕須直監督、最新作『つるばみ色のなぎ子たち』は「喪に服す」平安時代の物語

と片渕監督。

「もうひとつ、今回は海外にもお伝えするために英語のタイトルも作りました。『Mourning Children』、Mourningというのは朝という意味ではなく『喪に服す』という意味です。『Nagiko And the Girls Wearing Tsurubami Black』、日本語でいう『たち』は英語のタイトルでは『Girls』です。なぎ子と少女たち、そして喪に服す子どもたち。そういう色んな内容についての片鱗を散りばめました。今日はここまでに留めたいなと思います」と濁しながらも、タイトルに込めた意味を語った。

『この世界の片隅に』片渕須直監督、最新作『つるばみ色のなぎ子たち』は「喪に服す」平安時代の物語

また、「平安時代というのは、色とりどりの十二単を来て、歌を詠んでのどかに暮らしていたのではないかと思われるかと思いますが、今ご覧頂いたように喪服を常に着ていて、その喪服を脱げないような時代でもありました。
つまり常に人が次々と亡くなっているから喪服が脱げない時代でした。そういうことを我々はひとつひとつ当時の時代ってこうだったんだなと解き明かして、じゃあその中にいる人たちってこんな風だったんじゃないかな、というところから物語を起こしています」と説明。

大塚氏も「本当にとっても尖った映画。

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